対応事例・法律知識 誹謗中傷・風評被害とは何か 特徴と対策方法 2020年4月17日 インターネットにおける誹謗中傷・風評被害への対応 誹謗中傷とは 誹謗中傷という用語が法律用語として存在するわけではありません。一般的に、他人を傷つけるような言葉を投げつけられたり、インターネット上で投稿されたりしたときに、「誹謗中傷」されたなどと言ったりします。 一般には、他人の悪口を意味していると考えてよいと思います... 大熊裕司
対応事例・法律知識 インターネット・SNS上での匿名での誹謗中傷の具体例と法律 2020年4月30日 誹謗中傷として認められるためには、第三者から見て自分のことが誹謗中傷されていると理解できる状態である必要があります。インターネット上に自分のことだと思い当たる誹謗中傷があったとしても、誹謗中傷の書き込みを第三者が見て自分のことだと特定できない場合には削除や発信者情報開示請求が認められないことになります。 同定可能性 同... 大熊裕司
対応事例・法律知識 発信者情報開示請求とプロバイダ責任制限法 2020年4月23日 プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求 プロバイダ責任制限法とは プロバイダ責任制限法の正式名称は、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」という長い名称です。そのため、一般には「プロバイダ責任制限法」「プロ責法」などと呼ばれています。 プロバイダ責任制限法に書かれているこ... 大熊裕司
対応事例・法律知識 逮捕歴・前科報道の削除に関する考え方と法律 2020年4月18日 犯罪者の実名報道 実名報道がされる場合とされない場合 ある事件で逮捕されると、警察発表により実名報道がされることがあります。今日では、マスコミで報道されるニュースは紙面だけではなくインターネット上で広く報道されています。 同じような事件で、同じような職業の人が逮捕されたとしても、実名報道される人と実名報道されない人がい... 大熊裕司
対応事例・法律知識 誹謗中傷記事を書き込んだ投稿者への損害賠償請求(慰謝料)と示談交渉 2020年4月18日 投稿者が判明した場合 投稿者が特定できた場合、投稿した人物がどこの誰か判明したことで満足し、解決することもありますが、投稿者に対し損害賠償請求をするケースが多くなっております。 投稿者が特定された後、投稿者の登録している住所に損害賠償を求める通知書を送付するのが通常です。なお、割合は少ないですが、プロバイダからの意見照... 大熊裕司
対応事例・法律知識 インターネットで誹謗中傷を刑事告訴して受理してもらえるか 2020年4月18日 インターネットで誹謗中傷されたことで、警察に相談に行って犯人を特定してもらいたいと考える方も多くいます。しかし、刑事事件として扱えないことや忙しくて面倒であるため、警察が被害届や告訴を受理することはなく、「弁護士のところに相談した方がよい」といわれます。刑事告訴を希望する方については、発信者(投稿者)を特定した後に、警... 大熊裕司