Tumblr(タンブラー)に誹謗中傷などが投稿された場合の対応について紹介します。
Tumblr(タンブラー)は、2007年3月にリリースされて以降、世界中でユーザーを獲得しているWebログサービスです。日本では2011年よりサービス開始しています。ブログ型のSNSで、画像や文章、動画、Web上の記事、音楽など様々なデータを保存ができます。
他の人が投稿したブログを「リブログ」という形で自身のページで再投稿も可能で、ブログとSNSが組み合わさったサービスです。
Tumblr(タンブラー)は、ツイッターやインスタグラムと同様、2019年にアメリカのカリフォルニア州にある「AUTOMATTIC, INC.」に買収されました。
Tumblr(タンブラー)への発信者情報開示請求
Tumblr(タンブラー)は、いわゆるログイン型仮処分を申し立てて、IPアドレスの開示を求めていくという方法もあります。
具体的な手続きは、本ブログの発信者情報開示請求とプロバイダ責任制限法をご覧ください。
Tumblr(タンブラー)への削除請求
「AUTOMATTIC, INC.」は世界的な企業ですので、メールによる問い合わせは可能です。しかし、任意の削除請求には応じていないのが実情です。
そこで、Tumblr(タンブラー)で誹謗中傷の被害を受けた場合は、Tumblr(タンブラー)の管理者である「AUTOMATTIC, INC.」に対して、仮処分の申し立てをすることになります。なお、申立てをする裁判所は、基本的には被害者の居住地(会社の場合は本店所在地)を管轄する裁判所となります。