1 報道内容(週刊誌「週刊文春」に掲載された記事の詳細) 被控訴人(第一審では「被告」)は、大手出版社として週刊文春を発行しており、当該週刊誌に以下のような内容の記事(以下「本件記事」といいます)を掲載しました。 当時国務大臣であった国会議員(片山さつき氏)(本件訴訟での「控訴人」)の“口利き”疑惑 控訴人は旧大蔵省(...
okuma.yuji
虎ノ門法律特許事務所 代表弁護士
(第一東京弁護士会所属・弁理士)
特許法、商標法、意匠法、著作権法、不正競争防止法等の知的財産法だけではなく、離婚・相続といった家事事件、インターネット上の誹謗中傷対策、労働事件、その他一般民事事件にも対応。毎日多数の方からネット上の誹謗中傷・風評被害の相談を受け付けています。
okuma.yujiの記事一覧
近年、インターネットやSNSの普及により、子どもたちがスマートフォンやパソコンを使ってコミュニケーションを取る機会が飛躍的に増加しました。しかしその一方で、未成年者がネット上で誹謗中傷の被害に遭うケースも深刻化しています。従来ならば身近なコミュニティだけで完結していたトラブルが、SNSという匿名かつ不特定多数へ発信でき...
1.はじめに:医療機関における口コミの重要性 医療機関にとって、「口コミ」は患者さんや利用者との信頼関係を築くうえで非常に重要な情報源です。従来、患者さん同士のクチコミは地域や知人の間で口頭により伝わっていましたが、インターネット・SNSの発展に伴い、口コミサイトや検索エンジンのレビュー欄などを通じて、短時間で広範囲に...
1.はじめに:飲食店における口コミの重要性 飲食店を探す際に、口コミサイトやSNSを参考にしている方は非常に多いです。実際に「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」などの口コミサイトには、個人の主観的な評価や写真が多数投稿されており、店舗を初めて利用する消費者にとっては情報の宝庫となっています。さらに、近年では...
1.SNS担当者の重要性とリスク 1-1.SNS担当者の役割 企業や公共機関などにおいて、SNS担当者は対外的な情報発信とユーザーとのコミュニケーションの窓口を担っています。具体的には以下のような役割が挙げられます。 情報発信・広報 新商品やサービス情報、キャンペーン、イベント告知、企業の理念・活動報告などをSNSを通...
本名が書かれていなくても開示請求はできますか? 【同定可能性とは】 インターネット上で名誉毀損やプライバシー侵害を主張する場合、まず問題となるのが「同定可能性」です。これは投稿内容が被害者を指していると周囲の人が認識できるかどうかを意味します。フルネームが書かれていなくても、「○○会社の店長」「夜職で△△と名乗っている...
仮処分で要求される「担保」とは何ですか? インターネット上での誹謗中傷問題において、債権者は発信者情報開示や投稿記事削除の仮処分を活用して、迅速に加害者情報を把握し、違法な投稿を削除させることができます。ですが、仮処分の際には裁判所から「担保」の提供を求められる場合が少なくありません。担保とは、後に仮処分が不当と判明し...
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プロフィール
虎ノ門法律特許事務所の代表弁護士の大熊裕司です。
(第一東京弁護士会所属・弁理士)
毎日多数の方からネット上の誹謗中傷・風評被害の相談を受けておりますが、基本的なことをブログにまとめて公開することにしましたので、参考にしてみてください。
虎ノ門法律特許事務所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-23 ウンピン虎ノ門ビル3階
(1階と2階に「スターバックスコーヒー虎ノ門店」さんがあるビルです)
電話:03-6205-7455
FAX:03-6205-7456
HP:https://www.toranomon-law.jp
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